ここは、私はくメなが創作している人工言語「ツォルフェー語」の文法をまとめたもの(仮)です。
「ツォルフェー語」は、ガバ多めの気まぐれ言語です。そのため、この文法書の内容が必ずしも正しいとは限らない場合があります。
また、現在このページは作成中です。もうちょっと待っててね。
0. はじめに
┣0. 1. 概要
┗0. 2. 目次
1. 文字と発音
┣1. 1. 文字
┃┣1. 1. 1. ツォルフェー文字
┃┗1. 1. 2. 約物
┗1. 2. 発音
┣1. 2. 1. 子音
┣1. 2. 2. 母音
┗1. 2. 3. アクセント
2. 基本的な文法
┣2. 1. 基本語順
┣2. 2. 否定表現
┗2. 3. 疑問文
┣2. 3. 1. 基本的な疑問文
┗2. 3. 2. 疑問詞
3. 名詞
┣3. 1. 格辞
┃┣3. 1. 1. 格辞とは
┃┣3. 1. 2. 主格
┃┣3. 1. 3. 対格
┃┣3. 1. 4. 与格
┃┣3. 1. 5. 属格
┃┣3. 1. 6. 処格
┃┣3. 1. 7. 時格
┃┣3. 1. 8. 奪格
┃┗3. 1. 9. 具格
┗3. 2. 数詞
┣3. 2. 1. 数の表記
┣3. 2. 2. 整数
┗3. 2. 3. 小数
4. 動詞
┣4. 1. 法
┃┣4. 1. 1. 法詞
┃┣4. 1. 2. 命令
┃┣4. 1. 3. 意思
┃┣4. 1. 4. 希求
┃┣4. 1. 5. 可能
┃┣4. 1. 6. 推測
┃┗4. 1. 7. 義務
┣4. 2. 時制
┃┣4. 2. 1. 時制辞
┃┣4. 2. 2. 現在時制
┃┣4. 2. 3. 過去時制
┃┣4. 2. 4. 未来時制
┃┗4. 2. 5. 通時時制
┣4. 3. 態
┃┣4. 3. 1. 態辞
┃┣4. 3. 2. 能動態
┃┣4. 3. 3. 受動態
┃┣4. 3. 4. 使役態
┃┣4. 3. 5. 使役受動態
┃┣4. 3. 6. 通常態
┃┗4. 3. 7. 補助態
┗4. 4. 相
┣4. 4. 1. 相詞
┣4. 4. 2. 無相
┣4. 4. 3. 将前相
┣4. 4. 4. 開始相
┣4. 4. 5. 経過相
┣4. 4. 6. 完了相
┣4. 4. 7. 継続相
┗4. 4. 8. 習慣相
5. 接続詞
┣5. 1. 接続詞とは
┣5. 2. 語接続詞
┃┣5. 2. 1. in
┃┣5. 2. 2. fov
┃┣5. 2. 3. ton
┃┗5. 2. 4. kox
┗5. 3. 節接続詞
┣5. 3. 1. fo
┣5. 3. 2. tomi
┣5. 3. 3. imot
┣5. 3. 4. zen
┣5. 3. 5. vuno
┣5. 3. 6. gat
┗5. 3. 7. kol
6. 複文
7. 比較表現
┣7. 1. 優劣表現
┣7. 2. 同等表現
┗7. 3. 最上表現
ツォルフェー語は、「ツォルフェー文字」という独自の文字を持っています。
ですが、ツォルフェー文字が個人で創作された文字であるがゆえに、インターネット上での入力などには向いていません。
なので、ツォルフェー語の文を記すときは、既存の文字体系であるアルファベットに転写したものを用いることが大半です。
以下に、ツォルフェー文字と、併せて転写後の文字を示します。
(追記)文字できました!!!!!
あとは画像にするだけです!!!!!
待っててくださいね!!!!!裏切りませんから!!!!!
以下に、ツォルフェー文字と、併せて転写後の文字を示します。
(約物とは、「?」や「!」などの読まれない文字のことです。)
(追記)これもできてます!!!!!
あとは画像にするだけなんです!!!!!
すみませんね!!!!!
これらの全18種類の子音があります。
両唇音 | 唇歯音 | 歯茎音 | 後部歯茎音 | 硬口蓋音 | 軟口蓋音 | |
---|---|---|---|---|---|---|
破裂音 | p [p], b [b] | t [t], d [d] | k [k], g [g] | |||
鼻音 | m [m] | n [n] | ||||
摩擦音 | f [f], v [v] | s [s], z [z] | c [ʃ], q [ʒ] | |||
接近音 | w [β̞] | y [j] | ||||
側面接近音 | l [l] | |||||
破擦音 | x [t͡s] |
ちなみに、上の表では便宜上「w」にあたる国際音声記号を「[β̞]」としていますが、「[w]」(有声両唇軟口蓋接近音)でも全然問題ないです。
これに関しては話者の自由なので、好きな方を選んで発音してください。
これらの全5種類の母音があります。
前舌 | 中舌 | 後舌 | |
---|---|---|---|
狭 | i | u | |
中央 | e | o | |
広 | a |
それぞれの発音は、以下の通りです。
母音 | 許容可能な順 |
---|---|
a | [ä] > [a] > [ɑ] > [æ] |
e | [ɛ] > [e̞] > [ɜ] > [e] |
i | [i] > [ɪ] |
o | [o̞] > [o] > [ɔ] |
u | [ʊ] > [ɯ] > [u] |
これは作者の私でさえよく分かっていません。
なので、現状では「話者の言いやすいアクセントで言え」としか言えません。
時間があったら考えます。
ツォルフェー語は、「主語」「動詞」「目的語」の順番(SVO)で単語を並べます。
また、ツォルフェー語は「名詞」「形容詞」の順番(NA)で単語を並べます。
ちなみに、このときに形容詞を置く場所は、被修飾語の直後となります。
動詞を修飾する副詞が文の最後ではなく動詞の直後となる点に注意してください。
否定表現を表す場合は、接頭辞「va+」を使用します。
この接頭辞「va+」は、動詞以外にも使うことができます。
前者の文では「見る」という動詞を否定しています。
これは、「あなた」が単に月を見ないことを表します。
一方、後者では「月」という名詞を否定しています。
この場合、「あなた」は「月ではない何か」を見ることになります。
一般的な疑問文は、平叙文の最後に単語「fel」をつけることで表現できます。
疑問詞を使用する疑問文の場合でも、必ず最後に「fel」をつけます。
ツォルフェー語における疑問詞は以下の通りです。
疑問詞 | 訳語 | 品詞 |
---|---|---|
mine | 何 | 名詞 |
mivo | 誰 | 名詞 |
mimu | どこ | 名詞 |
mido | どれ | 名詞 |
mida | どの | 形容詞 |
milta | どのような | 形容詞 |
「いつ」や「どうやって」などといったその他の疑問詞は、すべて「mine」で表します。
これは、その他の疑問詞が後述する格辞によって表現できるからです。
たとえば、「私がボールを犬に投げた」というような文を作る場合、「ボール」と「犬」が文の中でまったく同じ扱いならば「私が犬をボールに投げた」と訳されても良いはずです。
しかし、このような文の組み立て方は危険です。
このような事例を防ぐために、ツォルフェー語には「格辞」というものが存在しています。
端的に言えば、日本語でいう助詞のようなものです。
現時点でのすべての格辞は、以下の通りです。
訳 | 意味 | 格辞(語末が母音、子音) | 格 |
---|---|---|---|
~が、~は | 主語 | +∅, +∅ | 主格 |
~を | 直接目的語 | +∅, +∅ | 対格 |
~に、~へ | 間接目的語 | +s, +es | 与格 |
~の | 所有、部分、性質 | +t, +et | 属格 |
~で | 場所 | +n, +en | 処格 |
~に | 時刻 | +k, +ek | 時格 |
~から | 起点 | +l, +el | 奪格 |
~で | 道具, 手段 | +f, +ef | 具格 |
語末が母音の場合は前者を、語末が子音の場合は後者を使用します。 これは、単語内での不自然な子音の連続を防ぐためです。
主格は、文中における主語を表す格です。
日本語では「~が」や「~は」といった助詞で表されるものです。
ツォルフェー語は「主語」「動詞」「目的語」の順番(SVO語順)で単語を並べます。
なので、主格を表す格辞がなかったとしても、語順で「これは主格だな」と判断ができます。
そのため、ツォルフェー語に主格を表す格辞は存在していません。
対格は、文中における直接目的語を表す格です。
日本語では「~を」という助詞で表されるものです。
対格は、主格の場合と同様に、直接目的語は語順で判断が可能です、
そのため、ツォルフェー語に対格を表す格辞は存在していません。
与格は、文中における間接目的語や到達点を表す格です。
日本語では「~に」や「~へ」といった助詞で表されるものです。
ツォルフェー語では、与格は「+s」または「+es」という格辞で表します。
属格は、ある名詞の所有、部分、性質などを表す格です。
日本語では「~の」という助詞で表されるものです。
ツォルフェー語では、属格は「+t」または「+et」という格辞で表します。
処格は、文中における場所を表す格です。
日本語では「~で」という助詞で表されるものです。
ツォルフェー語では、処格は「+n」または「+en」という格辞で表します。
時格は、文中における時刻を表す格です。
日本語では「~に」という助詞で表されるものです。
ツォルフェー語では、時格は「+k」または「+ek」という格辞で表します。
奪格は、文中における起点を表す格です。
日本語では「~から」という助詞で表されるものです。
ツォルフェー語では、奪格は「+l」または「+el」という格辞で表します。
具格は、文中における道具や手段を表す格です。
日本語では「~で」という助詞で表されるものです。
ツォルフェー語では、具格は「+f」または「+ef」という格辞で表します。
基本的に、文章中で数を使用する際は数字を使い、文字を使うことはほとんどありません。 また、数は10進位取り記数法を使用して表す。
ツォルフェー語におけるすべての数詞は以下の10種類です。 数の読みは、これらの単語をもとにして決められています。
数 | 数詞 | 数 | 数詞 | |
---|---|---|---|---|
0 | vuk | 5 | wuz | |
1 | fil | 6 | gif | |
2 | xon | 7 | yok | |
3 | sam | 8 | vam | |
4 | led | 9 | xes |
4桁以下の数字の読みは、それぞれの位の「数の読み」と「その位を表す接辞」を付けたものを、もっとも上の位から順番に繋げることで得られます。
位を表す接辞は、以下の通りです。
位 | 接辞 |
---|---|
一(10⁰) | +u |
十(10¹) | +i |
百(10²) | +o |
千(10³) | +a |
たとえば、11は「filifilu」、623は「gifoxonisamu」と読みます。
また、数が0である位は一般的に読まれません。
5桁以上の数字の読みは、4桁以下の数字の読みと同じようにして得ることができます。
ただし、4桁ごとに位を表す接辞を付ける必要があります。
位を表す接辞は、以下の通りです。
位 | 接辞 |
---|---|
万(10⁴) | +epu |
億(10⁸) | +eki |
兆(10¹²) | +eto |
京(10¹⁶) | +esa |
5桁以上の数字の読みを表記する際は、可読性を高める目的で4桁ごとに区切りをつけます。
また、5桁以上の場合でも、数が0である位は一般的に読まれません。
たとえば、1万2660は「filuepu-xonagifogifi」、5000兆は「wuzaeto」と読みます。
小数も、整数と同様に「数の読み」と「位を表す接辞」を付けたものを、もっとも上の位から順番に繋げることで得られます。
ただし、整数部分と小数部分を明確に区別するため、整数部分と小数部分の間に「vut」(ツォルフェー語で「点」を意味する語彙)を付ける必要があります。
小数第四位以上の「位を表す接辞」は、以下の通りです。
位 | 接辞 |
---|---|
分(10⁻¹) | +u |
厘(10⁻²) | +i |
毛(10⁻³) | +o |
糸(10⁻⁴) | +a |
その他注意事項は、整数部分と同じように処理します。
たとえば、0.5は「vut-wuzu」、1.25は「filu-vut-xonuwuzi」と読みます。
4桁ごとに付けられる「位を表す接辞」は、以下の通りです。
位 | 接辞 |
---|---|
1/1万(10⁻⁴) | +ebu |
1/1億(10⁻⁸) | +egi |
1/1兆(10⁻¹²) | +edo |
1/1京(10⁻¹⁶) | +eza |
整数部分と同様、数の読みは4桁ごとに区切りをつけて表記します。
たとえば、1.23456は「filu-vut-xonusamiledowuza-gifuebu」、0.000000000001は「vut-filaedo」と読みます。
動詞は、「法」「時制」「態」「相」の4種類の活用形が存在しています。
これらの4つは、動詞に付与されるステータスのようなものです。
これらは、日本語で言う助動詞の役割を果たしています。
「法」とは、動詞が現実の状況とどう対応しているかや、動詞に対する話者の考えがどうかを表す分類です。
ツォルフェー語では、「法詞」という単語を使うことで動詞の法を表すことができます。
法詞は、動詞の前に置くことによって、使用することが可能です。
これらが、ツォルフェー語の法詞です。
訳 | 法 | 法詞 |
---|---|---|
~する | 直説 | ∅ |
~しろ | 命令 | ces |
~しよう | 意思 | ven |
~したい | 希求 | lek |
~できる | 可能 | dem |
~するだろう | 推測 | yef |
~しなければならない | 義務 | wep |
以下の章では、これらの法詞の具体的な使用例を示しています。
また、以下の章では次の例文をもとに説明を行っています。
命令は、その名の通り動作を相手に行わせることを意味する法です。
ツォルフェー語では、動詞の前に「ces」を置くことで命令を表します。
また、特殊な用法として、文末に「fel」を付けることで、勧誘を表すことができます。
勧誘は、通常の疑問文よりも、特定の回答を求めている印象が強いです。
意思は、その名の通り未然に動作を行おうと思うことを意味する法です。
ツォルフェー語では、動詞の前に「ven」を置くことで命令を表します。
希求は、その動作をしたいことを意味する法です。
ツォルフェー語では、動詞の前に「lek」を置くことで希求を表します。
可能は、その名の通り動作を行うとことが可能であることを意味する法です。
ツォルフェー語では、動詞の前に「dem」を置くことで可能を表します。
推測は、その名の通り動作が行われるのを推測していることを意味する法です。
ツォルフェー語では、動詞の前に「yef」を置くことで推測を表します。
義務は、その名の通りその動作を行うべきであることを意味する法です。
ツォルフェー語では、動詞の前に「wep」を置くことで義務を表します。
「時制」とは、動詞がいつの状況のものなのかを表す分類です。
ツォルフェー語には、動詞の時制を表すための接頭辞「時制辞」が存在します。
これらが、ツォルフェー語の時制辞です。
時制 | 時制辞 |
---|---|
現在時制 | ∅+ |
過去時制 | a+ |
未来時制 | na+ |
通時時制 | sa+ |
以下の章では、これらの時制辞の具体的な使用例を示しています。
また、以下の章では次の例文をもとに説明を行っています。
現在時制は、その動作が行われたのが現在であることを表す時制です。
ここで言う「現在」の意味は広く、話者が現在だと思った動作は現在時制で表されます。
ツォルフェー語では、現在時制を表す時制辞は存在していません。
過去時制は、その動作が行われたのが過去であることを表す時制です。
この「過去」も意味は広く、話者が過去だと思った動作は過去時制で表されます。
ツォルフェー語では、時制辞「a+」を使用して表します。
未来時制は、その動作が行われたのが未来であることを表す時制です。
この未来時制に、推測の含意はありません。
ツォルフェー語では、時制辞「na+」を使用して表します。
通時時制は、時制にかかわらず、その動作が過去でも未来でも成立するとされることを表す時制です。
ツォルフェー語では、時制辞「sa+」を使用して表します。
「態」とは、動詞の作用を被る対象がどこにあるのかを表す分類です。
ツォルフェー語では、動詞の態を表現するための接尾辞「態辞」が存在しています。
ツォルフェー語の態は、5種類の文法的ヴォイスと2種類の語彙的ヴォイスで、計5*2=10種類の態があります。
ツォルフェー語における文法的ヴォイスの態辞は、これらの5種類です。
態 | 態辞 |
---|---|
能動態 | ∅ |
受動態 | +ol |
使役態 | +on |
使役受動態 | +olon |
また、語彙的ヴォイスは動詞の末尾の音によって表されます。
ツォルフェー語における語彙的ヴォイスの態辞は、この2種類です。
通常態(通常終音) | 補助態(補助終音) |
---|---|
p | b |
k | g |
t | d |
s | z |
f | v |
c | q |
n | m |
l | x |
y | w |
以下の章では、これらの態辞の具体的な使用例を示しています。
また、以下の章では次の例文をもとに説明を行っています。
能動態は、主語に置かれたものが動作を行っていることを表す態です。
ツォルフェー語で、能動態を表す態辞は存在していません。
受動態は、主語に置かれたものを目的語として、動作が行われていることを表す態です。
ツォルフェー語では、態辞「+ol」を使用して表します。
使役態は、主語に置かれたものに動作を行わせていることを表す態です。
ツォルフェー語では、態辞「+on」を使用して表します。
使役受動態は、主語に置かれたものが動作を行わせられていることを表す態です。
ツォルフェー語では、態辞「+olon」を使用して表します。
通常態は、主語に置かれたものが動作を行っていることを表す態です。
ツォルフェー語で、能動態を表す態辞は存在していません。
補助態は、主語に置かれたものが、目的語に置かれたものの動作を補助していることを表す態です。
この態は、実質的に自動詞と他動詞のペアを作るためだけに創られた態と言えるでしょう。
ツォルフェー語では、動詞の末尾の音を補助終音に変えることで表します。
「相」とは、その状況が動詞のどの段階に達したものなのかを表す分類です。
相詞とは、ツォルフェー語において動詞の相を表現するために存在している単語です。
相詞は、先述した法詞と同じような役割を持ちます。
相詞は、動詞の後に置いて使用します。
これらが、ツォルフェー語の相詞です。
訳 | 相 | 相詞 |
---|---|---|
~する | 無相 | ∅ |
~しそうでいる | 将前相 | niz |
~し始める | 開始相 | qil |
~している | 経過相 | kic |
~し終える | 完了相 | fip |
~し終えている | 継続相 | lit |
~している | 習慣相 | tiv |
以下の章では、これらの相詞の具体的な使用例を示しています。
また、以下の章では次の例文をもとに説明を行っています。
無相は、動作が始まってから終わるまでの一連の流れ全体を意味する相です。
ツォルフェー語では、無相を表す相詞は存在していません。
将前相は、動作が行われそうな状況であることを意味する相です。
ツォルフェー語では、相詞「niz」を使うことで表すことができます。
開始相は、動作が行われ始めた状況であることを意味する相です。
ツォルフェー語では、相詞「qil」を使うことで表すことができます。
経過相は、動作が行われている最中の状況であることを意味する相です。
ツォルフェー語では、相詞「kic」を使うことで表すことができます。
完了相は、動作が行われた状況であることを意味する相です。
ツォルフェー語では、相詞「fip」を使うことで表すことができます。
継続相は、動作が行われた後の状況であることを意味する相です。
ツォルフェー語では、相詞「lit」を使うことで表すことができます。
習慣相は、動作が習慣的に行われていることを意味する相です。
ツォルフェー語では、相詞「tiv」を使うことで表すことができます。
ツォルフェー語の接続詞には、「語接続詞」と「節接続詞」の二種類が存在しています。
語接続詞は一文の中で単語と単語を繋げ、節接続詞は文章の中で一文と一文を繋げます。
語接続詞は、単語と単語を繋げることのできる接続詞です。
ツォルフェー語における語接続詞は、以下の通りです。
語接続詞 | 意味 |
---|---|
in | と、そして |
fov | か、または、あるいは(論理和) |
ton | かつ(論理積) |
kox | と、または(選択肢) |
語接続詞「in」は、単なる単語の並列を表します。
語接続詞「fov」は、fovの前後の単語のうち少なくとも一方は成立していることを表します。
このとき、fovの前か後の単語どちらか一方が成立しているのか、fovの前と後の単語両方が成立しているかは問われません。
語接続詞「ton」は、tonの前後の単語の両方が成立していることを表します。
ただし、単に複数の形容詞で名詞を修飾するだけであれば、形容詞を並べるだけでも同じ意味になります。
語接続詞「kox」は、選択肢の中から答えを選ぶような問題文を作る際に、選択肢を並べるためにあります。
これは、単なる論理和を表す「fov」とは明確に異なります。
なぜならば、fovを使った疑問文は、選択疑問文ではなく諾否疑問文になるからです。
上の例文は「りんごかみかんを持っているか」を訊いており、「りんごとみかんのどちらを持っているか」を訊いているものではありません。
節接続詞は、文と文を繋げることのできる接続詞です。
ツォルフェー語における節接続詞は、以下の通りです。
節接続詞 | 意味 |
---|---|
fo | そして、それで |
tomi | なので、だから、つまり |
imot | なぜなら、なぜならば |
zen | だが、しかし |
vuno | かつ、しながら、でありながら、そして |
gat | するために |
kol | もし~なら、もしも~なら、もし~ならば、もしも~ならば |
節接続詞「fo」は、foの前後の文が連続して成立していることを表します。
割と抽象的な節接続詞なので、困ったら何も考えずにfoをぶち込んでおきましょう。
節接続詞「tomi」は、tomiの前の文を理由としてtomiの後の文が成立することを表します。
節接続詞「imot」は、imotの後の文を理由としてimotの前の文が成立することを表します。
これは節接続詞「tomi」と相反する関係にあります。
節接続詞「zen」は、zenの前後の文が相反する内容であることを表します。
節接続詞「vuno」は、vunoの前後の文が同時に成立していることを表します。
節接続詞「gat」は、gatの前の文を目的として、gatの後の文が成立することを表します。
節接続詞「kol」は、前の文を仮定したときに後の文が成立することを表します。
この節接続詞は少々特殊で、「kol」を、文章全体の一番最初に置いて使用します。